大相撲界で長年活躍を続けるベテラン力士・玉鷲(たまわし)。力強い相撲と安定感のある取り口で、多くのファンに愛されています。
私生活にも注目が集まっており、玉鷲の奥さんは「元モデルで美人」という噂も。さらに姉が「東大卒業」という華やかな経歴を持つという驚きの情報もあります。今回は玉鷲の家族構成やエピソードを詳しくご紹介します。
玉鷲の奥さんはどんな方?
玉鷲の奥さんは、モンゴル出身で元モデルのエルデネビレグ・ミシェルさんです。年齢は玉鷲の1歳下。ふたりは2012年に結婚し、2014年6月に開かれた鶴竜の横綱昇進披露宴で、初めて公の場に夫婦として姿を見せました。
それまで奥さんの存在があまり知られていなかったこともあり、この登場は相撲ファンにとって大きな話題に。ミシェルさんはスラリとした長身に整った顔立ちを持つ美人で、モデルとして活動していた経歴もあります。
玉鷲を温かく支える存在であり、その笑顔は力士としての彼を日々励ましているようです。
お子さんは男の子ふたり
玉鷲は奥さんとの馴れ初めについて「出会いは秘密」と笑顔で語っており、詳しい話は公にはしていません。結婚後は家庭もますますにぎやかになり、男の子ふたりに恵まれました。長男のテルムン君は 2016年4月に誕生し、家族に新しい喜びをもたらしました。
そして2019年1月27日には、幕内初優勝を決めたその日に次男のエレムン君が誕生。モンゴル語で「力と心の強さ」という意味が込められた名前です。人生で忘れられない二重の喜びの日となり、玉鷲にとっても特別な思い出になったそうです。
玉鷲の家族を紹介!
玉鷲の家族は、父・母・姉との4人家族です。姉も両親も非常に優秀で、教育熱心な家庭で育ったことがうかがえます。父母の支えや教えがあったからこそ、玉鷲は精神面でも強く成長できたのでしょう。
ここからは、そんな玉鷲の家族について詳しく見ていきたいと思います。
玉鷲の姉は東大卒業って本当?
玉鷲には、1歳年上の姉・ムンフズルさんがいます。彼女は日本に来て日本語を学びながら、なんと2001年に東大へ入学。その後、2007年には同大学大学院を修了しています。
東大は日本人でも入学が難しい名門校ですが、言葉や文化の壁を乗り越えて卒業まで成し遂げたのは本当にすごいこと。まさに努力と才能を兼ね備えた才女といえるでしょう。
日本で学び、モンゴルでの活躍へ
大学院を修了したムンフズルさんは、その後モンゴルへ帰国しました。モンゴルでは高級戸建住宅を取り扱う企業で、専務取締役という重要なポジションに就いています。
東大で培った知識や国際感覚を活かし、経営の現場で手腕を発揮。学歴だけでなく、ビジネスの世界でも着実に実績を積み上げ、頼れる存在として輝きを放っています。その姿は、多くの人にとって憧れのキャリアウーマンといえるでしょう。
姉が導いた相撲への道
玉鷲が相撲を始めたきっかけは、実は姉の存在でした。19歳の頃、母国モンゴルでホテルマンを目指していた玉鷲は、日本の東大大学院に留学中の姉を頼って来日します。その際、両国の街で偶然自転車に乗る力士の姿を目にしたことが大きな転機に。
好奇心からその力士について行くと井筒部屋にたどり着き、親方や当時幕下だった鶴竜の助けもあって、片男波部屋への入門が決まりました。姉の存在とちょっとした偶然が重なり、玉鷲の相撲人生はここから大きく動き出したのです。
父親について
玉鷲の父親、バドジャルガルさんはモンゴルの芸術中学で教師をしていました。学問や礼儀を大切にする家庭で育った玉鷲にとって、父親の存在はずっと大きな支えになってきたようです。
教師としての経験から、努力の大切さや目標に向かって頑張る姿勢を教えてくれたのかもしれませんね。2019年の初優勝のときには、モンゴルから来日して息子の晴れ舞台を見守り、玉鷲も「父の教えが今の自分を支えている」と感謝の気持ちを語っています。
母親について
玉鷲の母親、ツェンドスレンさんはモンゴルの大学で長年講師をされていました。豊富な教育の経験を活かして、学問の大切さだけでなく、人としてどう生きるかということも玉鷲に教えてきたそうです。おかげで玉鷲は精神面でもしっかり成長できたのでしょう。
2019年の初優勝のときには、母親もモンゴルから来日して息子の晴れ舞台を温かく見守りました。母親の支えがあってこその活躍だと感じさせますね。
義理の弟も力士!
玉鷲の家族には、もう一人相撲界で活躍する力士がいます。それが、義理の弟にあたる玉正鳳(たましょうほう)です。玉正鳳は玉鷲と同じ片男波部屋に所属していて、玉鷲の奥さん、ミシェルさんの弟。結婚をきっかけに玉鷲と玉正鳳は義理の兄弟になったのです。
モンゴル出身という共通点もあって、二人の絆はとても強く、土俵での戦いにも自然と良い影響を与えているようです。今後の二人の活躍から目が離せませんね。
玉鷲の意外な一面
玉鷲は手先が器用で、お菓子や料理を作るのが大好きなようです。父親が芸術中学の教師ということもあり、幼い頃から芸術や手仕事に触れる環境で育った影響もあるのかもしれませんね。
手芸や小物づくりも得意で、ベッドカバーは自分でデザインし、ひとりでミシンで仕上げたそうです。さらに絵を描くことも楽しんでおり、特にハートをモチーフにした作品を多く手がけています。
学問や礼節を大切にする両親のもとで育った玉鷲は土俵での力強さだけでなく、繊細でクリエイティブな一面も持ち合わせているのですね。
まとめ
玉鷲の奥さんは元モデルのミシェルさん。温かい家庭を築きながら、土俵では力強い相撲でしっかり存在感を放っています。日本に来たきっかけは東大卒業の姉の影響だったそうです。
さらに教育者であるご両親から「努力を惜しまない精神」を学び、それを胸に力士として大きく成長してきました。義理の弟も力士ということも印象的ですよね。
力強さだけでなく、家族との絆や人柄のあたたかさも玉鷲の魅力。これからも家族のサポートを力に、ますますの活躍が期待されます。