1998年4月7日、大阪府寝屋川市に生まれた元“ニシカワ”こと豪ノ山 登輝(ごうのやま とうき)。現在、武隈部屋所属で西前頭六枚目(2025年7月場所時点)、最高位は東前頭二枚目(2025年3月場所)に位置しており、突き・押しを得意とする注目の幕内力士です。この記事では、結婚した?という噂や大学を含めた経歴、馴れ初めなどについて詳しく紹介します。
豪ノ山関は結婚している?
豪ノ山関は、2024年4月に埼玉栄高校時代の同級生と交際約1年で結婚されています。2024年5月27日に開催された夏場所後の武部屋千秋楽祝賀会で豪ノ山関は結婚を発表し、奥様を披露されました。婚姻届は大安の2024年4月23日東京都大田区で提出されたそうです。お相手の女性は柔道部出身で、現在は看護師の一般女性(結婚当時当時25歳)とのこと。とてもナチュラルで美人な方ですよね!SNSでも可愛いという声がたくさんありました。埼玉栄高校の柔道部は名門で全国出場も多数!奥様もアスリートで、同じ武道を経験されているという点で価値観などが合うのかもしれません。
馴れ初めエピソード
豪ノ山関と奥様は高校時代同じクラスで、ずっと仲が良い友だちだったそうです。結婚する一年前くらいに恋人関係に発展したそう。なんと、豪ノ山関はお付き合いする前からずっと好きだったそうですよ!純愛ですよね!プロポーズはシンプルに『結婚しようか』と豪ノ山関からされたと語られています。新生活はすでにスタートしており、都内で2人暮らしをしているそう。
子供はいる?
子どもについては、現在はまだいませんが、将来的には欲しいと考えられているようです。まだお二人ともお若いですし、2人の時間を過ごしたいという気持ちも大きいのかもしれませんね。
豪ノ山関は奥様にゾッコン?!
豪ノ山関は、巡業の質問コーナーにて、奥様のことを話されているんです!2024年10月に開催された秋巡業の彦根場所では、「好きなタイプは奥様」、2025年4月に開催された春巡業の岸和田場所では「奥様の好きなところは全部」と回答されています!
ほっこりする回答ですね。
巡業ではプライベートな質問にも答えていることが多いので、今後の巡業でも奥様の話を聞くことができるかもしれません。
豪ノ山関の経歴を紹介
豪ノ山関の経歴をご紹介していきます。
相撲との出会い
2歳上の兄と2歳下の妹がおり、三兄弟の真ん中に生まれた豪ノ山関。幼稚園の頃からよく食べ、身体も周りと比べて一回り大きかったそう。兄が持ち帰った「わんぱく相撲大会」のチラシがきっかけで、小学校1年から地元の寝屋川相撲連盟へ参加したそうです。元大関貴景勝 湊川親方とは小学生の頃から知り合いで、憧れの存在だったとか。
小学生時代には全日本小学生相撲優勝大会に3年連続で出場。中学では寝屋川市立第九中に進学し、豪ノ山関の入学をきっかけに校長先生によって相撲部を創設されたとか。中学では相撲部で部活に励まれていたそうです。
豪ノ山関の高校・大学は?
豪ノ山関の高校や大学はどこなのか、調べてみました。
高校は名門・埼玉栄高校
中学高校の部活顧問や相撲監督の山田先生の勧めで、埼玉栄高校に進学。埼玉栄高校は、琴櫻(元琴ノ若)、貴景勝(湊川親方)、北勝富士、妙義龍、大栄翔、王鵬、琴勝峰、武将山など相撲界を引っ張る有名力士を多く輩出している名門校です。特に、琴櫻とは1年違いの先輩後輩の関係です。琴櫻は豪ノ山の教育係で、掃除やちゃんこ番などの仕事を教えていたそうですよ!高校時代は、琴櫻をはじめ部活仲間と切磋琢磨しながら相撲に取り組まれていたようです。
高校3年時には全国高校金沢大会で団体優勝&個人戦準優勝という実績を残しています。
大学は中央大学・相撲部主将を務める
高校1年でしたケガによる影響もあり、周囲の勧めで中央大学法学部法律学科へ進学されています。実力のある力であるにも関わらずすぐに相撲界へ進まず大学へ進学したのには理由があったんですね。
大学では、大学1年目で全国学生相撲選手権大会・個人ベスト32入り!4年時には相撲部主将として馬を牽引し、個人準優勝を果たし、“三段目格付け出し”の推薦資格を獲得しています。
プロ入り~部屋移籍~関取昇進まで
プロ入り後の経歴や実績をご紹介します。
境川部屋へ入門、初土俵
2021年3月場所で三段目100枚目格付出として初土俵。序盤から連戦連勝で三段目から幕下へと順調に昇進しました。
幕下優勝・武隈部屋発足
2022年1月場所、幕下三十五枚目で7勝0敗の幕下優勝を達成 。その後、元大関豪栄道が独立して設けた武隈部屋へ移籍。豪ノ山は部屋初の関取となる快挙を果たしました。
新十両昇進・四股名改名
2022年7月場所に十両昇進。これを機に四股名を「豪ノ山登輝」に変更。“豪”は師匠の豪栄道への敬意、“山を登って輝く”という意味が込められています。豪ノ山関は、血縁はないにもかかわらず、相撲っぷりや顔立ち、骨格、身体つきもどことなく師匠の現役時代に似ているとファンの間では話されているようです。
十両優勝と幕内デビュー
2023年5月場所、十両筆頭で14勝1敗の成績を挙げ、十両優勝。(14勝同士の決定戦となるのは史上初)翌7月場所に幕内入幕を果たしました。初入幕の7月場所では敢闘賞も受賞し(10勝5敗)、強烈なインパクトを残しました。
幕内での奮闘と番付推移
2023年9月場所~2025年7月場所にかけての番付と成績を以下にまとめました。
- 東前頭13枚目(2023年7月)10勝5敗、敢闘賞
- 東前頭5枚目(9月)9勝6敗
- 東前頭4枚目(11月)8勝7敗
- 東前頭3枚目(2024年1月)5勝10敗
- 西前頭6枚目(3月)10勝5敗
- 西前頭2枚目(5月)6勝9敗
- 東前頭2枚目(2025年3月)7勝8敗
- 西前頭6枚目(7月)7勝5敗
得意技は「押し出し」「突き出し」「突き落とし」。特に押し押しの姿勢が強く、最近6場所では「押し出し」が勝ち手の35%を占めています。
まとめ
今回は、豪ノ山関の結婚や馴れ初め、そして、経歴についてまとめました。豪ノ山関は入門以来、夢を着実に叶えてきた“努力型の関取”。結婚して家庭を持ったことで精神面の安定を活かし、土俵での集中力にも好影響が期待できるのではないでしょうか。これからのより一層の活躍に期待です!