2018年に初土俵を経験した大相撲力士・豊昇龍さん。モンゴルの首都であるウランバートルが出身地で、スガラグチャー・ビャンバスレンが本名です。中等教育を終えるまで相撲未経験者でしたが、日本へのスポーツ留学を機に異例のスピードで成長し、高校卒業後に立浪部屋の一員となりました。2025年1月には念願の横綱昇進を果たしており、将来を期待されている力士の1人です。
巷では豊昇龍さんの結婚歴や、朝青龍さんとの関係が噂されていますが、真相はどうなっているのでしょうか。
豊昇龍さんは結婚している?
東昇龍さんは2025年6月時点(現在)結婚していません。26歳という年齢を踏まえると、交際中の彼女や同棲相手がいたとしても不思議ではないのですが、そのような事実は確認されていません。たびたび角界で問題視されているパワハラ行為など、スキャンダルが報じられたこともなく、相撲一筋の真面目な青年のようです。
そんな豊昇龍さんに女性の相撲マニア(通称:スー女)は大興奮。「結婚したらリアルにショック」「交際が発覚してほしくない」など、アイドル的な人気を物語るツイートがネット上に飛び交っています。
豊昇龍さんの彼女は誰?
巡業地の質問コーナーで「僕はモテない」「好きな女性のタイプは優しい人」と語っていた豊昇龍さん。過去には、どのような女性と交際していたのでしょうか。ここからは噂の彼女について解説します。
高校時代に遠距離恋愛していたAさん
豊昇龍さんの噂の彼女1人目は、高校時代に遠距離恋愛していたAさん。Aさんはモンゴルで暮らし、豊昇龍さんが日本にスポーツ留学する以前から付き合いがあったようです。旧・柏日体高校(現・日体大柏高校)相撲部の監督も2人の交際を把握し、公認の仲だった模様。
モンゴルから日本までの距離は飛行機で約5時間35分ほど。遠い異国の地である日本を訪れた当初の豊昇龍さんは彼女の存在が心の支えになったのではないでしょうか。
モンゴル祭りで手つなぎデートしていたBさん
豊昇龍さんの噂の彼女2人目は、モンゴル祭りでデートする様子が目撃されたBさん。豊昇龍さんと恋人つなぎをしているツーショット写真がFace book のグループ・World of Sumo-Beyaに投稿され、2人の関係が話題になりました。豊昇龍さんが彼女について一切言及していないものの、ネット上では衣装やメイクの雰囲気からBさんがモンゴル出身ではないかという憶測が飛び交っています。
それにしても不特定多数の人間が集まる屋外イベントで堂々と手をつなぐとは…。豊昇龍さんの結婚相手候補はBさんなのかもしれません。
熊切あさ美さん
噂の彼女3人目は熊切あさ美さん。熊切あさ美さんは立浪部屋の鍋会に参加したり、応援団に加入したりと、豊昇龍さんを積極的に応援している相撲好き女性芸能人の1人です。2023年には立浪部屋が管轄している農園の収穫祭に飛び入り参加し、豊昇龍さんやコロッケさんと一緒に稲刈りを体験。この時「豊昇龍さんの粘り強さをリスペクトしている」と語っていました。
豊昇龍さんが横綱に昇進した際には、インスタグラムに喜びのコメントを綴り、ツーショット写真を投稿。幸せそうな雰囲気を漂わせていたため、交際や結婚の噂が浮上したようです。
豊昇龍と朝青龍の関係は?
豊昇龍さんと朝青龍さん、2人の関係は甥っ子と叔父。豊昇龍さんに人生の節目が訪れるたびに朝青龍さんは親身になって助言しています。時には奮起させるために突き放すような言動をとることも。ここからは、密接に交流してきた2人のエピソードを紹介します。
朝青龍が自ら高校の上層部に掛け合い
豊昇龍さんが中等教育終了後の身の振り方を悩んでいたところ、朝青龍さんは日本へ相撲留学するべきとアドバイスしました。相撲に挑戦する自信がなかった豊昇龍さんは叔父の反対を押し切って旧・柏日体高校アスリートコースに留学し、レスリング部に入部。ところが両国国技館での観戦を機に相撲部に転部することを熱望するようになりました。
朝青龍さんは「最初に相撲をやらないかと聞いたのに今更」と怒ったものの、高校の上層部に掛け合って豊昇龍さんの希望を実現させたそうです。
叔父のイメージで入門を敬遠された過去
豊昇龍さんは高校在学中にインターハイや国体で優秀な成績をおさめましたが、相撲部屋への入門が難航しました。なぜなら「現役時代に数々の不祥事を起こした朝青龍さんの甥」というレッテルを貼られていたため。朝青龍さんの古巣である高砂部屋だけでなく、多くの部屋に敬遠されていたのです。
もともと外国人力士が新たに入れる枠は各部屋につき1人のみ。豊昇龍さんに逆風が吹き荒れる中、立浪部屋が入門を許可しました。朝青龍さんは昔から親交があった立浪親方に連絡し、「甥っ子は横綱になれる」と太鼓判を押したのだとか。
厳しい言葉が進化のきっかけに
豊昇龍さんが力士として躍進した要因の1つは、やはり朝青龍さんの叱咤激励でしょう。2023年の初場所では、トレーニング不足によって途中欠場した豊昇龍さんを朝青龍さんが激怒。その鬼気迫る様子に圧倒された豊昇龍さんは下半身強化に重点的に取り組むだけでなく、生活習慣も改善しました。それまでは徹夜でゲームに夢中になったり、偏食が目立ったり、コンディショニングを気にしていなかったのです。しかし朝青龍さんの檄を受けたことで、より強靭な心身を手に入れ、技も進化しました。
実は不仲?
第68代目の横綱として角界で実績を残した朝青龍さんはモンゴルにおいて国民的なヒーローです。豊昇龍さんは幼い頃から偉大な叔父の活躍をテレビで見て、憧れを抱いていました。その一方で幾度も喧嘩しており、不仲の噂が絶えません。
2025年1月末に明治神宮で行われた豊昇龍さんの新横綱土俵入りを朝青龍さんが見守ったものの、2人は2024年2月頃から交流を断絶していました。親族間で生じた亀裂など、さまざまな事情が組み合わさり、分かり合えない状態に陥っているらしいです。
豊昇龍さんの家族構成
華麗なる格闘一族から生まれた豊昇龍さんは、両親と兄弟の5人家族です。モンゴル出身の家族は、どのような人物なのでしょうか。
豊昇龍の両親
父親であるスガラクチャーさんと母親であるナハラマンダさんは、たびたび来日しており、豊昇龍さんの昇進や幕内優勝を祝う行事に参加。豊昇龍さんが横綱昇進を果たした際には、息子の頬に口づけして、喜びを滲ませていました。2人とも息子を大切に思う、情の厚い人物なのでしょう。
因みに父親は精悍な顔つきが印象的で、豊昇龍さんとは異なるタイプのイケメン。警察官の仕事をしていると噂されています。また母親は豊昇龍さんの自宅で手際よくモンゴル料理を作って振舞うなど、主婦としての腕前がピカイチらしいです。
豊昇龍の兄弟と従弟
豊昇龍さんには2つ年上の兄と8つ年下の弟がいます。兄弟が来日して表舞台に立つことはなく、一般人としてモンゴルで平穏に生活している模様。豊昇龍さんは中間子ながらも弟が生まれるまでの約8年間、末っ子だったことから甘えん坊な一面があるそうです。
兄弟がスポーツを究めていないものの、豊昇龍さんの7つ年下の従弟であるセルジブデーさんは錣山部屋に所属する力士。天狼星という四股名で2025年1月にデビューし、初土俵を白星で飾りました。
まとめ
豊昇龍さんは2025年6月時点(現在)一度も結婚しておらず独身です。さまざまな美女との交際が噂されていますが、確固たる熱愛の証拠は出ていません。新横綱となり、モンゴルで暮らす両親や兄弟、元アスリートの朝青龍さんなど、大勢の親族の期待に応えるべく精進しているのではないでしょうか。同年5月には、セカンドキャリアを見据えて、日本国籍の取得の準備を開始。日本で相撲に人生をささげることを決意した豊昇龍さんにファンが歓喜しています。しばらくフィーバーが続きそうですね。