美しい筋肉を持つ大相撲力士、朝紅龍（あさこうりゅう）。力強い取り口と親しみやすい人柄で、多くのファンから注目を集めています。そんな朝紅龍の出身地や家族構成、さらに彼女の存在についても気になる方は多いでしょう。
本記事では、朝紅龍の出身や家族、彼女に関する情報、そしてこれまでの経歴についてご紹介します。
朝紅龍の出身は？
朝紅龍の出身地に関する情報を詳しく調査しました。
出身はどこ？
朝紅龍は、大阪府四條畷市の出身です。1998年9月24日に生まれ、本名は石崎拓馬。大阪で育ったことから、地元の相撲大会や学校での活動を通じて相撲に親しんできたと言われています。
現在は高砂部屋に所属し、現役大相撲力士として活躍中です。大阪府四條畷市で育ったことが、彼の粘り強い相撲スタイルや地元ファンからの応援にもつながっているようです。
朝紅龍の家族構成は？
朝紅龍の家族は、父・母・姉・本人・弟の5人家族です。朝紅龍の強さの秘密は、幼少期から支えてきた家族の存在にあると言われています。
そんな彼の家族について詳しく見ていきましょう。
父親・石崎満さん
朝紅龍の父親は石崎満さんで、会社員をしており家族を支える存在です。忙しい仕事の合間にも家族との時間を大切にしていて、毎年お正月には家族でディズニーランドへ出かけていたそうです。
朝紅龍の四股名は父・満さんが名付けたもので、「朝紅（あさやけ）」には「どんな困難も乗り越えられるように」という前向きな願いが込められています。息子の活躍を優しく見守る、頼もしいお父さんですね。
母親・石崎直美さん
朝紅龍の母親・石崎直美さんは、とても熱心でしっかりした教育方針を持つ方です。幼いころから厳しくも愛情深く指導し、そのおかげで朝紅龍は強い精神力と努力を惜しまない姿勢を身につけました。
本人も「何不自由なく育ててもらい、今では本当に感謝しています」と語っています。朝紅龍は生まれたときから体が大きく、なんと4000gもあったそうで、出産も大変だったそうです。母の愛情と厳しさが、今の彼を支えているのですね。
姉・石崎晴香さん
朝紅龍には3歳年上のお姉さん、石崎晴香さんがいます。一般の方のため詳しい情報は公表されていませんが、家族の集合写真などに登場しており、家族の仲の良さが伝わってきます。
現在は会社員として働いているようです。幼い頃は弟・拓馬さん（朝紅龍）の稽古をそばで見守ったりすることもあったそうで、兄妹の絆は今も変わらず強いそうです。
弟・石崎涼馬さん
朝紅龍の弟・石崎涼馬さんは、「朝翠龍（あさすいりゅう）」の四股名で兄と同じ高砂部屋に所属する力士です。小学生の頃から相撲を始め、全国大会で上位入賞の経験を持つ実力者。
明徳義塾高校、日本体育大学を経て教員として働いた後、角界入りを決意しました。兄弟で同じ部屋に所属し、互いに切磋琢磨しながら土俵に立っています。
朝紅龍の彼女はどんな人？
朝紅龍に彼女がいるかどうかは、2025年10月時点では公表されておらず、はっきりとした情報はわかっていません。
現役大相撲力士として注目を集める朝紅龍は、十両時代からフジテレビ「ジャンクSPORTS」などにも出演し、土俵上だけでなく土俵外でも人気があります。番組で見せる明るく面白いトークぶりは、女性ファンにとっても魅力のひとつと言えそうですね。
朝紅龍の経歴について
ここからは朝紅龍のこれまでの経歴についてまとめました。
幼少期・相撲との出会い
朝紅龍が相撲を始めたきっかけは、小学3年生のときに出場した初心者相撲大会での悔しい敗戦でした。これをきっかけに母親の「スイッチ」が入り、地元の四條畷相撲連盟で本格的に稽古を始めます。
幼いころは相撲だけでなく、レスリングや空手の指導も受け、体づくりに励んでいました。母の指導はとても厳しく、毎日1300回の腕立て伏せやサンドバッグ稽古をこなしていたそう。父が止めに入るほどのスパルタ指導でしたが、この経験が朝紅龍の強さの原点となりました。
実力を磨いた学生時代
朝紅龍は相撲の名門・明徳義塾中学校・高等学校へ進学しました。中学3年時には全国都道府県中学生相撲選手権大会で団体優勝、全国中学校相撲選手権大会で個人3位という好成績を残します。
高校でもその勢いは続き、高校2年時には国体相撲競技少年の部で個人3位に入賞しました。高校卒業後は日本体育大学へ進学し、1年で東日本学生相撲選手権大会115kg未満級優勝、4年時には学生選手権3位と、学生相撲界で輝かしい実績を残しました。
高砂部屋に入門し、華々しいデビューを飾る
大学卒業後、朝紅龍は明徳義塾高校OBであり、元関脇・朝赤龍が師匠を務める高砂部屋に入門しました。相撲部主将としての責任感から卒業式への出席を優先し、初土俵は2021年5月場所に持ち越されます。
学生選手権3位の実績を評価され、三段目最下位格付出でデビュー。迎えた初場所では、持ち前の押し相撲を武器に7戦全勝を達成し、三段目付出力士としては史上3人目となる三段目優勝という快挙を成し遂げました。
十両昇進と「朝紅龍」への改名
2023年7月場所で朝紅龍は東幕下5枚目まで番付を上げ、5勝2敗と見事に勝ち越しました。その結果、「新十両昇進確実」と報じられ、場所後の番付編成会議で9月場所からの新十両昇進が正式に決定。これは、四條畷市出身力士として初の関取昇進という快挙でした。
新十両を機に四股名を「石崎」から「朝紅龍」へ改名しました。
新入幕を果たし、着実に力を伸ばす
2024年9月場所で東十両8枚目として土俵に上がった朝紅龍は、11勝4敗の好成績を収め、翌11月場所で念願の新入幕を果たしました。星勘定的には微妙な状況での昇進だったため、本人は会見で「まさか上がれるとは思わなかった。驚きと喜びが半分ずつ」と語っています。
新入幕の場所では6勝9敗と惜しくも負け越して十両に戻りましたが、すぐに幕内へ返り咲き、2025年5月場所では見事に幕内初の勝ち越しを達成。着実に実力を積み重ねています。
まとめ
朝紅龍の出身は大阪府四條畷市で、家族は弟で現役力士の朝翠龍を含む5人家族です。家族の温かい支えのもと力を磨き、兄弟で同じ高砂部屋に所属しながら互いに切磋琢磨しています。
彼女の存在は明かされていませんが、誠実で親しみやすい人柄から女性ファンも多いようです。今後の活躍とともに、プライベートにも注目が集まりそうですね。