「大鵬の孫は4兄弟で全員力士なの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、4兄弟のうち力士は3人で、1人はプロレスラーとして活躍中です。本記事では、4兄弟それぞれの現状から、大鵬の娘と結婚した力士、複雑な家系図まで詳しく解説します。
大鵬の孫・納谷4兄弟の全体像
大鵬の孫にあたる納谷4兄弟は、長男・幸男、次男・幸林、三男・幸之介、四男・幸成という構成です。全員が格闘技の世界に進んでいる点は共通していますが、それぞれが選んだ道は異なります。次男・幸林、三男・王鵬幸之介、四男・夢道鵬幸成の3人は、いずれも大嶽部屋所属の現役力士です。祖父・大鵬ゆずりの恵まれた体格と素質を活かし、相撲界でそれぞれのキャリアを積み上げています。
長男・納谷幸男はプロレスラー
長男・納谷幸男はDDTプロレスリングに所属するプロレスラーとして活動中です。相撲ではなくプロレスの道を選んだ異色の経歴を持ち、格闘技ファンからも注目を集める存在です。
次男・納谷幸林は現役力士
大鵬の孫4兄弟の中で、次男・幸林は大嶽部屋で日々稽古に励む現役力士です。最高位は幕下または三段目で、派手な実績はないものの着実に経験を重ねています。上位番付の兄弟と比較されることも多い環境の中、幸林は焦らず自分のペースで力をつけています。大鵬の孫という重圧を背負いながらも、真摯に土俵と向き合う姿勢が印象的です。兄弟の中では目立ちにくい存在ですが、その努力は相撲関係者からも評価されています。
三男・王鵬幸之介は西関脇
大鵬の孫の4兄弟の中で最も番付が高く、注目度も高いのが三男・王鵬幸之介です。大嶽部屋所属で最高位は西関脇を記録しており、大鵬の孫の4兄弟の中でも中心的存在といえます。2025年1月場所では技能賞を受賞し、照ノ富士・豊昇龍・大の里から金星を獲得する史上初の3世代金星という快挙を達成しました。技術の高さと勝負強さを兼ね備えた力士として、今や角界を代表する存在のひとりです。
出典元:日本相撲協会
王鵬の取り口と今後の展望
王鵬の持ち味は、大型力士でありながら動きが柔軟で技のバリエーションが豊富な点です。技能賞受賞がそれを証明しており、横綱・大関候補としての期待も高まっています。祖父・大鵬の幕内優勝32回という金字塔に、どこまで迫れるかが今後の最大の焦点です。
四男・夢道鵬は新十両昇進
大鵬の孫の4兄弟の四男・夢道鵬幸成は、2025年5月場所で新十両への昇進を果たしました。関取の仲間入りを果たしたことで、相撲ファンの間でも一気に注目度が上がっています。夢道鵬の十両昇進により、三男・王鵬との「兄弟関取」が実現し、史上23組目という記録に名を刻みました。祖父・大鵬の血を受け継ぐ兄弟が同時期に関取として土俵に立つ姿は、相撲ファンにとって感慨深い光景です。
夢道鵬のこれからに期待
十両昇進を果たしたばかりの夢道鵬ですが、その潜在能力は関係者からも高く評価されています。兄・王鵬を追いかけるように番付を駆け上がれるかどうか、今後の場所が楽しみな力士のひとりです。
大鵬の娘と結婚した力士とは
家系図を理解するうえで欠かせない人物が、4兄弟の父親にあたる元関脇・貴闘力忠茂です。1993年に大鵬の三女・美絵子さんと結婚し、婿養子として納谷姓を名乗りました。
貴闘力の現役時代の実績
現役時代の貴闘力は「史上初の幕尻優勝」を達成した実力者として知られています。豪快な取り口と明るいキャラクターで人気を誇り、相撲界で確固たる地位を築いた力士でした。大嶽部屋の師匠としても後進の指導にあたっていた時期があります。
野球賭博問題と協会解雇の経緯
2010年に発覚した野球賭博問題により、貴闘力は日本相撲協会を解雇されました。この不祥事をきっかけに大鵬の娘との離婚、さらに大鵬家との養子縁組解消へと至りました。相撲界における立場を一瞬で失うこととなった痛恨の出来事です。
貴闘力と息子たちの現在の関係
不祥事以降、貴闘力は表向きには息子たちと「絶縁状態」にあるとされています。自身の問題が息子たちの相撲人生に悪影響を与えないよう、あえて距離を置いているとのことです。貴闘力はYouTubeなどを通じて息子たちの活躍を見守り、陰ながら応援を続けています。複雑な家庭事情の中でも、父として子どもたちの成長を願う気持ちは変わっていません。息子たちが土俵で活躍するたびに、その思いはより深まっていることでしょう。
出典元:貴闘力部屋
大鵬家の家系図と血縁の特徴
大鵬の孫である4兄弟の家系図には、国際色豊かな背景があります。祖父・大鵬幸喜の父はウクライナ人のマルシャン・ボリシコであり、4兄弟はウクライナの血を引くクォーターにあたります。
祖母の出身と秋田とのつながり
祖母・小国芳子さんは秋田市の出身で、老舗菓子店「榮太楼」ゆかりの家系です。その縁から秋田には「大鵬の孫を応援する会」が存在しており、王鵬には「なまはげ」をモチーフにした化粧まわしが贈られています。
出典元:朝日新聞
ウクライナの血を引く力士たち
大鵬自身がウクライナ系のハーフであったため、孫にあたる4兄弟はクォーターという珍しい血統の持ち主です。外見にもその影響が表れており、王鵬らの彫りの深い顔立ちは角界でもひときわ目を引く存在となっています。
「大鵬の孫」というプレッシャーと誇り
幕内優勝32回という前人未到の記録を持つ昭和の大横綱・大鵬の孫として生まれた4兄弟には、並々ならぬ注目と期待が常に向けられています。メディアでも「貴闘力の息子」ではなく「大鵬の孫」として取り上げられることがほとんどです。
王鵬の関脇昇進や史上初の3世代金星、夢道鵬の新十両昇進など、兄弟それぞれが結果で期待に応えつつあります。大鵬の血筋と大嶽部屋での鍛錬が着実に実を結んでおり、今後さらなる飛躍が期待される状況です。
4兄弟は「大鵬の孫」という看板を背負いながらも、それぞれが自分の個性を活かした相撲を追求しています。祖父の偉業に敬意を払いつつ、自分らしいスタイルを確立しようとする姿勢こそが、彼らの最大の強みといえるでしょう。
まとめ
大鵬の孫にあたる4兄弟のうち、力士として活動しているのは次男・幸林、三男・王鵬、四男・夢道鵬の3人で、長男・幸男はプロレスラーとして活躍中です。父・貴闘力との複雑な家庭事情を抱えながらも、兄弟それぞれが自らの道で着実な歩みを続けています。昭和の大横綱の血を受け継ぐ彼らの活躍に注目していきましょう。