2015年5月に土俵入りし、2024年1月場所で東大関まで到達している霧島鐵力(きりしまてつお)。師匠は元大関で初代霧島の陸奥親方で、2代目霧島として注目を浴びています。そんな霧島ですが、2019年8月に結婚していることをご存じでしょうか。今回この記事では、霧島の結婚相手について解説していきます。
霧島の結婚相手は誰?
霧島の結婚相手は、モンゴル出身のホランさんです。2019年8月に結婚しています。名前が似ていますが芸能人のホラン千秋さんとは関係ありません。
霧島は結婚したことを長い間世間に明かしておらず、2023年春場所で優勝した際に開いた記者会見で初めて公表。「確かな結果を残すまでは公表しない」と決めていたそうです。
妻との馴れ初めを紹介
霧島と妻ホランさんの馴れ初めは2019年始め頃、霧島が3月場所で新十両に昇進し、帰国したときに2人は出会いました。以前より友達からホランさんを紹介されていたようですが、この時に始めて会うことになったそうです。初対面から2人は意気投合。そのまま数か月後の8月に結婚しています。
霧馬山と妻の画像が流出
2019年頃、当時霧馬山として土俵に上がっていた霧島が、彼女とベッドにいるところの自撮り写真がネットに流出したとして話題になりました。現在その投稿は消されており、本当に霧島本人だったのか内容については不明です。
2019年8月に結婚していることから、流出写真の相手はホランさんの可能性が高そうです。恐らくこの頃には結婚していたのではないでしょうか。新婚時代だからこそ多少ハメを外した可能性も考えられます。
霧島に子供はいる?
霧島とホランさん2人の間には子供が1人います。2020年2月に長女を出産。名前はアヤゴーちゃんと言われています。2019年8月に結婚したことから、恐らく結婚時に子供ができていた可能性があります。
2023年で2度目の優勝をした九州場所にて、奥さんや娘と一緒に写真撮影を行っています。霧島関はこの時「家族で優勝写真は中々ないので最高。娘は相撲が大好きで自分が負けると泣く」と話しています。
霧島の本名と出身地は?
霧島鐵力(きりしまてつお)とは、現在音羽山部屋に所属している現役力士です。モンゴル国にあるドノルド県が出身で、本名はビャンブチュルン・ハグワスレンです。
2023年の大関昇進まで霧馬山鐵雄という四股名を名乗っていましたが、以降は師匠の名を引き継ぎ霧島鐵力という四股名に改名しています。
豊富なスタミナと強靭な足腰で最高位は東大関まで到達しています。
知人の紹介で日本へ
モンゴル国ドノルド県で遊牧民の父に育てられた霧島は、幼い頃から仕事の手伝いで長距離の乗馬や井戸の水くみを行い自然に足腰が鍛えられていました。そんな生活を続けていた2014年、知人に日本で力士になれる試験があることを聞き、興味本位で日本へ上陸。知人4人と一緒に陸奥部屋で稽古を行います。
稽古を見ていた陸奥親方によると「5人の中で一番センスがあった」そうです。
当時モンゴル人を弟子に持つことに消極的だった陸奥親方ですが、後援者からの催促もあり弟子として受け入れることを決意。厳しい態度で弟子を受け入れました。
日本に来てから血液型を知る
霧島は、モンゴル在住時代に血液型を知らなかったそうです。2020年に力士や行司を対象とした献血イベントに出席し、初めて血液型がO型と判明します。
この献血イベントに参加した98人の内、半数以上が血液検査に引っかかり不合格となったそうです。その中で霧島の血液は合格し、献血の実施に至っています。
日本語が苦手で苦戦していた
霧島は、日本に来てから日本語の勉強に苦戦していたそうです。入門して間もない頃に行われた相撲教習所では、日本語の上達が悪く落第を経験しています。
日本語教育係を務めた霧津羽左は、当初の霧馬山を一生懸命日本語を勉強していたと証言。最初に覚えた言葉はドラゴンボールの「おっす、おら悟空」だったと言われています。また、勉強を兼ねてテレビ番組「テラスハウス」をよく観ていたそうです。
陸奥部屋から音羽山部屋へ移籍
陸奥部屋に入門し土俵入りした霧島ですが、2024年4月に時津風一門の音羽山部屋に移籍しています。移籍の理由は陸奥部屋で師匠を務める陸奥が定年退職になり陸奥部屋が閉鎖となったからです。
音羽山部屋は第71代横綱・鶴竜が師を務めている相撲部屋です。2019年に陸奥部屋に転属し、2021年に現役引退した鶴竜。引退後は陸奥部屋で後進の指導に当たっていました。その後2023年12月に24代音羽山を襲名すると同時に独立して音羽山部屋を新設。陸奥部屋の閉鎖に伴い、所属していた力士達を受け入れています。
現在は大関復帰を目指す
2023年7月に新大関に昇進した霧島でしたが、翌年の5月場所で頸椎症神経根症により7日目より休場します。これにより7月場所では関脇となり、大関から陥落します。この6場という短さの大関陥落は歴代ワースト3位。モンゴル出身力士の大関陥落は史上2人目です。
その後、2025年1月場所では前頭筆頭に陥落しますが、3月場所は東小結に復帰。5月場所では西関脇に復帰し、大関復帰への起点を作っています。
現在行われている7月場所では初日・2日目と連勝発進しており、大関復帰が期待されています。
霧島の番付推移
霧島が獲得した番付の推移は以下の通りです。
- 2015年5月場所:初土俵入り
- 2015年7月場所:序ノ口へ昇進
- 2015年9月場所:序二段へ昇進
- 2015年11月場所:三段目へ昇進
- 2016年1月場所:幕下へ昇進
- 2019年3月場所:新十両へ昇進
- 2020年1月場所:新入幕へ昇進
- 2021年11月場所:新小結へ昇進
- 2023年3月場所:新関脇へ昇進
- 2023年7月場所:新大関へ昇進
- 2024年7月場所:大関陥落
まとめ
今回は、モンゴル出身の力士「霧島」の結婚相手や子供について解説しました。
2019年の始め頃に妻のホランさんと出会い、同年8月に結婚した霧島。翌年2月には長女が生まれ、3人家族で生活しています。娘のアヤゴーちゃんも相撲が大好きで、霧島が試合に敗れてしまうと泣いてしまうそうです。家族に支えられ、応援が励みになったことから2023年春場所で優勝を果たせたのでしょう。
霧島は2024年7月に大関から陥落し、現在は大関復帰するために奮闘中です。今後の霧島に注目して応援していきましょう!