大相撲の世界で今、最も注目を集めている若手力士といえば、安青錦関です。端正な顔立ちと力強い取り口で人気が急上昇中ですが、実は波乱万丈の人生を歩んできた力士なんです。今回は安青錦関について詳しくご紹介していきますね。
あおにしき力士の本名とプロフィール
安青錦関の四股名は「安青錦 新大」と書いて「あおにしき あらた」と読みます。あおにしき力士の本名は「ダニーロ・ヤヴフシシン」といい、ウクライナ出身の力士です。2004年3月23日生まれで、現在21歳。身長182センチ、体重140キロという恵まれた体格の持ち主なんですよ。
所属は安治川部屋で、師匠は元関脇の安美錦、現在の安治川親方です。初土俵は2023年9月場所で、わずか12場所で小結まで昇進するという驚異的なスピード出世を遂げています。これは年6場所制以降では史上最速の記録なんです。
得意技は右四つと寄りで、血液型はB型。序ノ口と序二段で優勝を飾るなど、デビュー当初から圧倒的な強さを見せつけていました。
ウクライナから日本へ―波乱の来日経緯
あおにしき力士の本名であるダニーロ・ヤヴフシシンさんは、ウクライナのヴィンニツァという都市で生まれ育ちました。
幼い頃から格闘技に親しみ、6歳で柔道を始め、7歳からは相撲も経験するようになったそうです。さらに8歳から17歳まではレスリングにも取り組み、17歳の時にはウクライナ国内大会の110キロ級で優勝するほどの実力者でした。
相撲との本格的な出会いは2019年、15歳の時に出場した大阪での世界ジュニア相撲選手権。この大会で3位入賞を果たした安青錦は、関西大学相撲部の主将だった山中新大さんと知り合います。二人はSNSで連絡を取り合うようになり、相撲を通じた友情を育んでいったのです。
しかし2022年、ロシアによるウクライナ侵攻が始まりました。戦火を逃れるため、安青錦は両親とともにドイツへ避難。そんな中、相撲を続けられる環境を求めて、山中さんを頼って来日することを決意したのです。
四股名に込められた深い想い
安青錦という四股名には、実に多くの想いが込められているんですよ。
「安」の字は師匠である安治川親方の名前から。安治川部屋では伝統的に、力士の四股名に「安」の字をつけることになっています。
「青」はウクライナ国旗の青い空を表し、祖国への誇りを象徴しています。本人の青い瞳の色も意味しているそうです。
「錦」は師匠の現役名「安美錦」から受け継いだもので、華やかさや栄誉を表す文字。故郷に錦を飾りたいという願いも込められています。
そして下の名前「新大(あらた)」は、来日時に支えてくれた山中新大さんの名前をそのまま頂いたものなんです。山中さんの家族は安青錦をホームステイとして受け入れ、家族のように接してくれました。「いっぱい助けてもらった。名前をもらっていい?」と本人が直接お願いして実現したそうですよ。
イケメン力士として話題沸騰中
安青錦関は相撲の強さだけでなく、ルックスでも大きな注目を集めています。
182センチの長身にヨーロッパ系の端正な顔立ち、そして鍛え上げられた体。SNS上では「まるでモデルのよう」「精悍でかっこいい」といった声が次々と上がっているんです。
新弟子検査の際にも「かっこいいですね」と聞かれて照れる場面があったとか。色白で堀の深い顔立ちは、相撲界では珍しいタイプで、若い女性ファンを中心に「スー女(相撲女子)」の間で絶大な人気を誇っています。
相撲好きタレントの山根千佳さんもX(旧Twitter)で安青錦の活躍に反応するなど、その人気は本物です。強さと見た目の良さ、そして誠実な人柄が三拍子揃った力士として、新時代のスター候補と目されているんですよ。
圧倒的な強さの秘密
安青錦の魅力は見た目だけではありません。相撲の実力も折り紙付きです。
初土俵から一度も負け越したことがなく、序ノ口と序二段では7戦全勝優勝を達成。幕下でも6勝1敗を3場所連続で記録するなど、常にハイレベルな成績を残し続けています。
強さの秘密は、幼少期から培ってきた体幹の強さと粘り強さにあります。レスリングや柔道で鍛えた下半身の安定感は抜群で、相手の攻撃を受けても簡単には崩れません。土俵際まで押し込まれても、そこから巻き返す力があるんです。
2025年名古屋場所では横綱・豊昇龍を破って金星を獲得。さらに小結として迎えた秋場所でも再び豊昇龍を倒すなど、上位陣相手にも臆することなく戦っています。低い立ち合いから相手の懐に入り、まわしを取って寄り切る相撲は、見ていて安心感があると評判です。
家族への想いと今後の目標
安青錦を語る上で欠かせないのが、家族への強い想いです。
現在、両親はドイツで同じクリーニング会社に勤めており、3歳年上の腹違いの兄はウクライナに残っているそうです。戦争によって家族がバラバラになってしまいましたが、電話やビデオ通話、LINEで頻繁に連絡を取り合っているといいます。
2025年の名古屋場所前には、約1年ぶりに両親が来日して再会を果たしました。その直後の場所で見事な金星を挙げたことからも、家族の存在がどれほど大きな力になっているかがわかりますね。
安青錦自身、「家族のために頑張りたい」「いつか日本に招きたい」と語っており、関取として稼いで家族を支えることが大きなモチベーションになっているようです。
目指すは大関
目標とする力士は若隆景関で、大関・横綱を目指して日々稽古に励んでいます。現在の勢いなら、大関昇進も決して夢ではありません。直近3場所で33勝以上という大関昇進の目安も、現実的に射程圏内に入ってきているんです。
まとめ
いかがでしたか。安青錦関は単なるイケメン力士というだけでなく、波乱の人生を乗り越えて夢を追い続ける、真の実力者なんです。あおにしき力士の本名はダニーロ・ヤヴフシシン。ウクライナの戦火を逃れ、恩人や師匠、家族への感謝を胸に、日本の土俵で戦い続けています。史上最速での三役昇進という記録も、その努力の証といえるでしょう。
強さと誠実さ、そして人を惹きつける魅力を兼ね備えた安青錦関。これからの活躍が本当に楽しみですね。皆さんもぜひ、彼の相撲に注目してみてください。きっと応援したくなるはずですよ。