元大関・琴欧洲(ことおうしゅう)は、日本の大相撲界で活躍した外国出身力士として、多くのファンに親しまれてきました。恵まれた体格と端正なルックス、そして礼儀正しい人柄でも人気を集め、在位中はもちろん引退後も注目を浴び続けています。
本記事では、琴欧洲の奥さんと息子のこと、家族構成、さらにこれまでの経歴について、わかりやすく紹介していきます。
琴欧洲の奥さんは誰?
元大関・琴欧洲(現・鳴戸親方)の奥さんは、安藤麻子さんです。麻子さんは愛知県一宮市出身の一般女性で、結婚前は大手航空会社でキャリアウーマンとして勤務していたそうです。
落ち着いた雰囲気と親しみやすい笑顔、そして芯の強い性格で知られ、夫を日々支える大黒柱的な存在。家族や周囲への気配りもよく、親方夫人としての役割をしっかり果たしています。
二人の出会いと交際スタート
二人が出会ったのは、2004年の夏・名古屋場所でのことでした。当時、佐渡ヶ嶽部屋の宿舎が麻子さんの実家の近くにあり、そのご縁から自然と顔を合わせる機会が増えました。
琴欧洲がまだ十両の若手力士だった頃から交際がスタートし、麻子さんは力士として鍛錬を重ねる彼を間近で支え、見守っていきます。二人の関係は徐々に深まっていき、信頼と絆が育まれていったようです。
結婚と挙式のエピソード
二人は遠距離恋愛を経て、2009年5月に結婚を発表し、同年に正式に入籍しました。翌年の2010年2月には東京の日枝神社で挙式を挙げ、多くの関係者や友人に祝福されました。
琴欧洲がまだ26歳という若さでの結婚であり、3歳年上の麻子さんとの夫婦は注目を集めました。挙式の日は和やかで厳かな雰囲気の中、二人の幸せな門出となったと言われています。
結婚前の「危機」も?
交際中には、ちょっとしたエピソードもあります。実は琴欧洲の日本語の言い間違いが原因で、二人の間に誤解が生じたことがあり、一時は破局の危機を迎えたこともあったといいます。
言葉のすれ違いからくる小さなケンカや誤解を乗り越えるため、二人は何度も話し合い、お互いの気持ちを大切にしてきました。そうした経験を経て、絆はより強く深くなっていったようです。
琴欧洲に息子はいる?
元大関・琴欧洲(現・鳴戸親方)には、息子さんがいます。2011年11月に誕生した長男の名前はキリル君で、その後には長女も誕生し、現在は二児の父としてにぎやかで温かな家庭を築かれています。
キリル君は、鳴戸親方の断髪式で「最後の相撲」を取る姿が披露されたことでも話題になりました。土俵の上で見せた親子の触れ合いはとてもほほえましく、力士としてだけでなく父親としての一面が伝わる、印象的な場面として多くのファンの心に残っています。
琴欧洲の家族構成
元大関・琴欧洲(現・鳴戸親方)は、ブルガリア出身で4人家族の次男として育ちました。父はレスリングコーチで、幼少期から厳しい指導を受け、若くして才能を開花。家族には兄がおり、両親は現在も母国で暮らしています。
決して裕福ではない環境の中で家族を思い努力を重ねた経験が、後の活躍につながったといわれています。現在は日本で妻と二人の子どもに恵まれ、温かな家庭を築いています。
琴欧洲の経歴まとめ
ここからは、現在は年寄・鳴戸親方として鳴戸部屋を率いる琴欧洲の歩みを振り返ります。ブルガリア出身の少年が角界入りを果たし、大関まで上り詰めた現役時代、そして引退後に親方として新たな道を歩む現在までの経歴を、わかりやすくまとめていきます。
来日前 ・レスリング時代
琴欧洲(現・鳴戸親方)はブルガリア出身で、来日前はレスリング選手として活躍していました。若い頃から才能を発揮し、欧州ジュニアチャンピオンに輝くなど将来を期待される存在でした。
しかし競技の体重制限の変更をきっかけに将来を見つめ直し、新たな道として相撲への転向を決意します。2001年にはドイツ相撲選手権で優勝し、ヨーロッパ相撲選手権でも好成績を収めるなど、角界入り前から高い身体能力を示していました。
来日と入門のきっかけ
2002年、ドイツの大会に出場していた琴欧洲は、佐渡ヶ嶽親方の目に留まりスカウトを受けました。当初は体験入門のつもりで来日したといわれていますが、その才能を見込まれ本格的に佐渡ヶ嶽部屋へ入門することになったのです。
言葉も文化も異なる環境でのスタートは決して簡単ではありませんでしたが、持ち前の素直さと努力で日本での生活や相撲の稽古にも徐々に慣れていきました。
力士としての活躍
2002年11月場所で初土俵を踏んだ琴欧洲は、身長2メートルを超える恵まれた体格と高い身体能力を武器に、スピード出世を果たしました。異国での生活や言葉の壁に苦しみながらも努力を重ね、2005年にはヨーロッパ出身力士として初めて大関に昇進。
2008年5月場所では同じく欧州出身者初となる幕内最高優勝も達成しました。通算537勝を挙げ、殊勲賞2回、敢闘賞3回を受賞するなど、実力と存在感を兼ね備えた力士として相撲史に名を刻んでいます。
引退後の歩み
現役引退後の2015年2月、琴欧洲は年寄「鳴戸」を襲名しました。その後2017年4月に佐渡ヶ嶽部屋から独立し、東京都墨田区向島に鳴戸部屋を設立。師匠として新たなスタートを切りました。
指導では「明確な目標を持ち、努力を続けること」を大切にし、弟子一人ひとりの個性に寄り添った育成を実践。ブルガリアと日本で培った経験を活かした指導スタイルも特徴で、現在も後進の育成に力を注ぎながら相撲界を支える存在として活躍を続けています。
元大関・琴欧洲の日常はオフィシャルブログで知ることができます!
まとめ
元大関・琴欧洲の奥さんは一般女性の安藤麻子さんで、結婚後は鳴戸部屋のおかみさんとして夫を支えています。二人の間には長男と長女がおり、家庭では優しい父の一面も見せているそうです。
ブルガリア出身の琴欧洲はレスリングから相撲へ転向し、努力を重ねて大関まで上り詰めました。引退後は鳴戸親方として後進の育成に尽力しており、力士時代も現在も多くの人に親しまれる存在です。