2025年九州場所で十両優勝を果たし、注目を集める藤凌駕(ふじりょうが)。力強く勢いのある相撲を見て「どんな人なんだろう?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
出身地はどこなのか、どんな学校で学んできたのか、さらには本名や両親についても気になりますよね。この記事では、藤凌駕の出身や学歴、本名、これまでの歩みと家族とのエピソードまで、わかりやすくまとめて紹介していきます。
藤凌駕の出身は?
藤凌駕の出身は、愛知県春日井市です。自然と住宅街がバランスよく広がる地域で育ち、彼は春日井市立白山小学校4年生の頃から相撲を始めました。名古屋市の相撲クラブ・中京クラブに通いながら稽古を重ね、早い段階で相撲の基礎を身につけていきます。
さらに中学2年の途中には、より高いレベルの環境を求めて和歌山県へ相撲留学。有田市立箕島中学校へ転校し、厳しい稽古に身を置く決断をしました。地元・春日井で芽生えた相撲への情熱が、現在の活躍へとつながっていることがうかがえますね。
藤凌駕の学歴
ここでは、藤凌駕がどんな学校で学び、どのように相撲の実力を伸ばしてきたのか、これまでの学歴を中心に見ていきましょう。
高校:和歌山県立箕島高等学校
藤凌駕は中学卒業後、相撲の強豪校として知られる和歌山県立箕島高等学校へ進学しました。全国レベルの選手が集まる環境で実力を磨き、高校3年時には全国高等学校相撲選手権大会でベスト8入りを果たします。
厳しい稽古とハイレベルな試合経験を重ねたことで、実戦で通用する力と精神面の強さを身につけた時期といえるでしょう。
大学:拓殖大学(国際学部)
高校卒業後は拓殖大学・国際学部へ進学し、相撲部に所属。学生相撲のトップレベルで実績を積み、全日本選手権3位、全国学生個人3位など安定した成績を残しました。
さらに4年時には全国大学選抜相撲宇佐大会で優勝し、個人初タイトルを獲得。最終的には学生4冠を達成し、学生ランキング1位に輝くなど、アマチュア時代の集大成ともいえる活躍を見せています。
藤凌駕の本名は?
藤凌駕の本名は「五島雅治(ごしままさはる)」です。入門当初からしばらくは本名のまま土俵に上がっており、2025年3月場所から9月場所までは「五島雅治」の四股名で取組に臨んでいました。
その後、2025年11月場所から現在の四股名である「藤凌駕雅治」へ改名。より力強く印象に残る名前に変えたことで、存在感も一段と増した印象です。四股名の変更は、心機一転の節目だったといえるでしょう。
四股名「藤凌駕」に込められた意味とは?
藤凌駕という四股名は、所属する藤島部屋の「藤」と、「他を凌いで、少しでも上に上がってほしい」という願いが込められた「凌駕」を組み合わせたものです。
部屋の名を背負う「藤」と、強く高みを目指す意味を持つ「凌駕」を合わせたことで、今後の飛躍への期待が感じられる四股名となっています。改名し、新たな決意を持って土俵に上がっていることが伝わってきますね。
藤凌駕の両親について
ここからは、藤凌駕の両親について、分かっている情報をもとにまとめて紹介していきます。
父親:五島基治さん
藤凌駕の父親の名前は「五島基治(もとはる)さん」です。2025年時点で59歳ぐらいだといわれています。地元・愛知県春日井市でパチンコ店を経営しているという情報もあり、息子の相撲活動を身近で見守ってきた存在のようです。
少年相撲クラブに親子で参加していた時期があったとも伝えられており、藤凌駕が相撲を始めるきっかけの一つになった可能性もありそうですね。
母親:キャロルさん
母親はフィリピン出身の「キャロルさん」で、2025年時点で48歳ぐらいといわれています。日本でパートとして働きながら家庭を支えてきたそうで、日々の生活面から息子を支えてきた様子がうかがえます。
母親のルーツがフィリピンにあることから、藤凌駕は日本人の父親とフィリピン人の母親を持つハーフでもあります。健康的な肌の色や顔立ちに、母親の影響を感じるという声もファンの間で見られます。
藤凌駕に兄弟はいる?
藤凌駕は三人兄弟の長男で、妹が二人いるようです。上の妹・遥さんは、かつて女子相撲に取り組んでいた経験があり、その後は看護の道を目指して学生生活を送っているようです。
もう一人の妹については詳しい情報は多くありませんが、高校生ほどの年齢とされ、相撲とは別の分野に取り組んでいる様子。家族それぞれが自分の道を歩みながら、兄の活躍を応援していることでしょう。
藤凌駕のこれまでの成績
学生時代に数々の実績を残した藤凌駕は、角界入り後も勢いそのままに番付を駆け上がっています。ここでは藤凌駕の初土俵から新入幕までの歩みを振り返ります。
幕下付け出しから十両昇進まで
藤凌駕は、学生相撲での実績が評価され、2025年3月場所で幕下最下位格付け出しとして初土俵を踏みました。デビュー場所から6勝1敗と好成績を収め、その後も幕下で勝ち越しを重ねて番付を上げています。
9月場所では西幕下5枚目で6勝1敗と結果を残し、翌11月場所での新十両昇進が決定しました。初土俵からわずか数場所でのスピード昇進は、将来性の高さを感じさせる歩みといえるでしょう。
新十両でいきなり優勝し新入幕へ
新十両として臨んだ11月場所では、初日から連勝を重ねて13勝2敗の好成績で十両優勝を達成。いきなりのタイトル獲得に、相撲ファンの間でも注目が一気に高まりました。
続く2026年1月場所では東十両3枚目で勝ち越しを決め、同年3月場所には新入幕。初土俵から所要わずか数場所で十両を通過する快進撃となり、今まさに話題の力士となっています。
まとめ
藤凌駕の出身は愛知県春日井市。少年期から相撲に打ち込み、和歌山への相撲留学や強豪校での経験を経て力を磨いてきました。拓殖大学では学生相撲の頂点に立ち、角界入り後も幕下付け出しから十両、新入幕へと異例のスピード出世。
本名や四股名の由来、家族の支えを知ると、その土台の強さがよく伝わります。これから幕内の舞台でどこまで存在感を示していくのか、今後の飛躍にも注目したいですね。