大相撲で粘り強い取り口が光る錦富士。土俵上での活躍が注目される一方で「双子がいるって本当？」「結婚相手は誰？」「どんな経歴の持ち主？」など、私生活について気になる人が多いようです。
この記事では、錦富士に双子がいるという話の真相や、結婚相手・馴れ初め、さらに相撲人生を振り返る経歴までを、分かりやすくまとめて紹介していきます。ファンなら知っておきたい情報を一緒に見ていきましょう。
錦富士に双子がいるって本当？
錦富士は、伊勢ケ濱部屋に所属する現役力士で、2025年12月現在29歳です。そんな錦富士に「双子の子どもがいる」という噂があり話題となっています。はたしてその情報は本当なのでしょうか。事実関係をもとに、詳しく調べて分かりやすくまとめました。
2023年10月に双子の男の子が誕生
錦富士には、2023年10月13日に二卵性の双子の男の子が誕生しています。二卵性双生児のため、顔立ちや体格、性格なども違ってくる可能性があり、すでにそれぞれに個性が表れているかもしれませんね。
初めての育児が一気に二人分始まることになり、喜びと同時に大変さも想像されますが、それ以上に家庭が賑やかになったことは間違いないでしょう。力士としてだけでなく、父親としての新たな責任を背負う大きな節目となったようです。
双子の存在が力士としての原動力に
子どもが生まれてから、錦富士は「今までよりも活力的なものが増えた」「体がしんどい時も頑張らなきゃという気持ちになる」と語っています。厳しい稽古や長い取組が続く相撲人生において、家族の存在は心身の大きな支えになるものです。
特に幼い双子の存在は「守るべきものがある」という強い意識につながり、土俵上での踏ん張りや集中力にも良い影響を与えていると考えられます。父親になったことで、精神的にも一段と成長しているのかもしれませんね。
公の場でも家族思いな一面が話題に
2024年初場所の千秋楽パーティーでは、双子の赤ちゃんを優しく抱っこする錦富士の姿が写真で紹介され、注目を集めました。普段は勝負の世界で厳しい表情を見せる力士ですが、その時は穏やかで柔らかい父親の顔を見せていたのが印象的です。
この姿からも、錦富士がどれほど家族を大切にしているかが伝わってきます。土俵上の力強さと、家庭での優しさのギャップも、多くのファンから支持される理由の一つと言えるでしょう。
錦富士の結婚相手は誰？馴れ初めは？
ここからは錦富士の結婚相手について詳しく見ていきましょう。
結婚相手は石川県出身の藤添静香さん
錦富士の結婚相手は、石川県小松市出身の藤添静香さんです。静香さんは錦富士より2歳年下で、知人や関係者の間では「女優の土屋太鳳に似ている」と言われることもある美人だそうです。
一般女性のため、年齢や職業などの詳細なプロフィールは公表されていませんが、落ち着いた雰囲気と控えめで優しい性格が印象的だと伝えられています。力士という厳しい世界で戦う錦富士関にとって、精神的な支えとなる存在であることがうかがえますね。
出会いは照ノ富士の知人パーティー
二人が出会ったのは、2021年10月に開催された横綱・照ノ富士の知人パーティーでした。多くの関係者が集まる場で、偶然同じテーブルに座ったことをきっかけに自然と会話が始まったそうです。
錦富士は第一印象から静香さんに好感を持ち、見た目の美しさだけでなく、周囲への気配りや穏やかな話し方など、内面にも惹かれたといいます。初対面ながら居心地の良さを感じ、「もっと話してみたい」と感じたことが交際へとつながったようです。
交際から結婚までのスピード感
出会いから約2か月後の2021年クリスマスに交際がスタートし、二人は順調に愛を育んでいきました。力士という多忙な生活の中でも時間を大切にしながら関係を深め、約1年後の2023年1月に錦富士関がプロポーズしています。
その後、同年5月10日には東京・江東区にある富岡八幡宮で結婚式を挙げ、翌5月11日に婚姻届を提出しました。出会いから結婚まで約1年半というスピード感からも、お互いの信頼関係が強かったことがうかがえますね。
錦富士の経歴について
続いては、錦富士がこれまで歩んできた経歴について詳しく見ていきます。現在に至るまで、どのような道のりを歩み、どんな成長を重ねてきたのかを調査しました。
幼少期から頭角を現した相撲人生
錦富士は静岡県伊豆の国市で生まれ、その後は青森県十和田市で育ちました。相撲を始めたのは十和田市立三本木小学校3年生の頃。小学生の時点で全国大会に出場し、小学6年生ではわんぱく相撲全国大会でベスト8に進出しました。
さらに中学3年生のときには全国中学校相撲選手権大会でも8強入りするなど、早くから全国レベルで実力を発揮しています。幼い頃から培われた基礎と勝負強さが、現在の取り口にも生かされているようです。
大学中退から大相撲の世界へ
高校卒業後は近畿大学経営学部経営学科に進学しましたが「大学を卒業すると形が固まってしまう」という自身の考えから中退を決意し、大相撲の道へ進みました。
伊勢ヶ濱親方（元横綱・旭富士）の熱心な勧誘も後押しとなり、翠富士とともに伊勢ヶ濱部屋へ入門しています。入門の際には、三本木農高相撲部の監督と親交があった元関取・安美錦（現・安治川親方）の仲介もあったそうです。
錦富士の初土俵から現在まで
錦富士は2016年9月場所に初土俵を踏み、2022年7月場所で新入幕を果たしました。最高位は西前頭3枚目（2023年5月場所）で、前に出る粘り強い相撲が評価されてきました。
2025年11月場所終了時点での通算成績は323勝278敗25休（55場所）、幕内では113勝129敗13休（17場所）となっています。
決してスピード出世ではありませんが、一場所ごとに経験を重ねてきた堅実な歩みが数字にも表れています。土俵経験を重ねるごとに安定感が増しており、今後のさらなる飛躍にも期待が寄せられている力士です。
まとめ
錦富士には双子の男の子がおり、父親としても新たな一面を見せています。結婚相手は石川県出身の藤添静香さんで、出会いから約1年半で結婚に至りました。
幼少期から相撲で頭角を現し、大学中退後に伊勢ヶ濱部屋へ入門。2022年に新入幕を果たし、最高位は西前頭3枚目です。錦富士は家庭と土俵の両立で、ますます成長が期待される力士ですね。